まずは、㈱サイトウ・コーポレーションの会社概要を簡単にご説明します。
サイトウ・コーポレーション 渡辺部長(以下 サイトウ・コーポレーション)
「当社、株式会社サイトウ・コーポレーションは明治30年に群馬県館林町にて、米穀商、斎藤金吾商店として発足しました。」
稲葉納豆
「なんと創業111年!!。」
サイトウ・コーポレーション
「その後、平成2年に、邑楽郡邑楽町に本社屋を移転し、社名を株式会社サイトウ・コーポレーションと改め、現在に至っています。 稲葉納豆様とは、弊社が大豆の商いを始めた大正8年頃からお付き合いをさせて頂き、 弊社の歴史の大半をお世話になってきました。」
稲葉納豆
「そうなんです、当社、稲葉納豆は創業90年で創業当初からお世話になっているんです。」
大豆のスペシャリストと何か自慢できるものはありますか?
サイトウ・コーポレーション
「弊社は、長年培った穀物商としての経験と実績で、できる限りの良質な大豆を仕入れてきました。その中でも、稲葉納豆さんにお世話になっているスズマル大豆とトヨマサリ大豆はおいしい納豆を作るのに最も適している大豆として大変自信を持ってお薦めしています。スズマル大豆とトヨマサリ大豆は北海道の大豆です。」
稲葉納豆
「 当社も試行錯誤していろんな納豆を作ってきたんです。それも㈱サイトウさんがいてくれたからできた事でも大いにあるのです。」
サイトウ・コーポレーション
「また、稲葉納豆さんに常においしい大豆を作って頂くために、大豆のいろいろな情報をお届けしています。」
稲葉納豆
「毎日納豆の出来が違うのも楽しいと感じています。今日の納豆の出来は良いよ~ネバリが違う!」
その中で特に注目の大豆の種類は?
サイトウ・コーポレーション
「スズマル大豆は、完熟小粒で納豆用として開発された大豆です。皮がしっかりしていて粒揃いが良く、小粒ながらうま味の要因であるショ糖の含有量が高いので、甘みの強いのが特徴です。また、色白で比較的なっとう臭の少ない、クセのない納豆に仕上がります。
一方、トヨマサリ大豆は、いろいろな大豆の総称ですが、メインとなっているユキホマレという品種が全体の60%を占めています。この品種は、比較的大粒で煮豆と煎り豆に使われ、とてもうま味のある大豆です。納豆にすると食欲を誘う黄金色に仕上がります。やはり、ショ糖の含有量が高く、甘みの強いのが特徴です。」
稲葉納豆
「いろんな大豆の詳細情報を教えてくれるのです。今日はまたおススメの品種を教えてくれたんです。それは高いんですが、ちょっと試してみようかな~」
稲葉納豆でなければダメな理由は?
サイトウ・コーポレーション
「もともとの生産量に限りがあるので、大量生産という訳にはいかないんです。稲葉納豆さんは大豆の旨みを最大限に引き出せるよう機械に全てを頼るのではなく人間の手による作業も融合して製造しているので限られたものの大豆の中で限られた納豆を作れるという訳です。」
今後、稲葉納豆とのお付き合いについて・・・
サイトウ・コーポレーション
「これからもより優れた大豆を探し求めて手配・提案していくことや手の届きにくい箇所でもいろいろとご提案・サポートし、販売・製造段階などでのよいパートナーであっていたいと考えております。また、稲葉納豆様と共に地域を柱に考え、前に進んでいきたいと考えております。」
稲葉納豆
「私共も、サイトウコーポレーション様とのお付き合いを大事にし、より強固で柔軟な体制を築き、地域の方はもちろん全国の皆様に良いものをご提供していきたいと考えております。」